グランドプリンス新高輪の大宴会場「飛天」（港区高輪3）で8月5日、「夏休みファミリーフェスティバル 大鉄道博2010 Supported by プラレール」のオープニングセレモニーが開催された。

　司会はフジテレビアナウンサーの福原直英さんと加藤綾子さん。昨年は、「鉄道好き」と知られるフジテレビアナウンサーの笠井信輔さんが司会を務めたが、福原さんも「入社20年目にして明かすが、実は鉄道に興味を持っていた」と明かす。

　ゲストは、「車掌や駅員になりきって演じるコント」で知られるお笑い芸人「ななめ45°」とフジテレビの元アナウンサーでCSR推進室室長の堺正幸さん。大の鉄道ファンである堺さんはJR東日本の新幹線の車内放送を担当しており、ナレーションの実演を披露するなど来場客を楽しませた。

　展示会場では、子どもが制服に着替えて運転士や駅員などの仕事を体験できるコーナーや、「普段は目にすることができない」車両模型が走り抜ける大鉄道ジオラマの展示、JR中央線と東武伊勢崎線「東武8000系」の運転が体験できる鉄道シミュレーターなどを用意する。

　鉄道企画コーディネートを行った米山淳一さんは「今年は、新たに仕事体験やエコを意識した人力鉄道車両を用意するなど体験ものを増やした。日本の鉄道は、世界の鉄道と比べても時間に正確で生活にも即している。最近は子どもと一緒に鉄道を見ているうちにファンになってしまう『ママ鉄』もいるそうなので、親子の会話のきっかけになるようなイベンとなれば」と話す。

　開催時間は10時～17時。入場料は、一般＝1,300円、高校・中学＝1,000円、小学生以下＝700円。8月31日まで。