京急鮫洲駅近くにアジア食材の専門店「ASIAN BAZAAR(アジアンバザール)」(品川区東大井2、TEL 03-6386-6038)がオープンして4カ月が過ぎた。オープンは4月25日。
インド、フィリピン、バングラディッシュ、ミャンマーなど南アジア・東南アジアの食材をメーンに扱う同店。オーナーの見留座入康(みるざいりやす)さんは1998年にインドから来日し、タイルの施工業などを営んできた。「来日して以来、ずっと品川に住んでいる。親切な友人と出会い、いろいろと助けてもらった。周りの友人から家でも本格的なインドカレーを作りたいという声があったので、食材店を通してカレーの作り方を教えてあげたいと思った」と見留座さん。
オープン後の主な利用客はインド人が6割で、1度に5,000円ほどのまとめ買いをする常連客もいるという。店頭販売のほか、ネット販売やインド料理店への卸なども行う。
店舗面積は25平方メートル。店内には、インド産の高級米「LAL QILLA」(5キロ=3,250円)、パキスタン米「GUARD」、インドで良く食べられている豆「トゥールダル」(1キロ=500円)、「マスールダル」(同=350円)などの食材が所狭しと並ぶ。
このほか、豆カレーやチキンカレーなど用途別にミックスされたカレースパイスは100種類以上。インドネシアの「ABCソース」(450円)、チャパティを作る粉「アタ」(290円)、インドのスナックや菓子(180円~)、デザートのミックス(290円~)など。チャパティ、ナン、サモサ、パニールチーズ(350円~1,000円)などの冷凍食品も。
見留座さんは「多くの方に気軽に来店いただきたいので、極力価格を抑えている。インド料理など手軽に安く作れるので、今後はレシピを充実させ、商品とセットにして販売できれば」と話す。
営業時間は11時~22時。