グランドプリンスホテル高輪の貴賓館(港区高輪3)のライトアップが11月1日、期間限定で始まった。
旧竹田宮邸として1910(明治43)年に竣工した同館。外観はフランス・バロック式で、明治時代の代表的な宮廷建築家である片山東熊が手がけた。1953(昭和28)年より同ホテルの施設として、展示会や企業の貸し切りパーティー、結婚式などさまざまな用途に利用されている。
ライトアップは今年の100周年を記念したもの。同ホテルグループ企画広報担当者の山﨑令恵(のりえ)さんは「貴賓館のライトアップは初めて。ホテルのライトアップは11月下旬から行っているが、羽田国際化に合わせて海外のお客さまにも楽しんでいただけるよう時期を早めた。ザ・プリンス さくらタワー東京やステーキハウス桂などの各施設からもライトアップが見ることができる。貴賓館は高輪地区のアートな建物の一つなので多くの方にご来場いただければ」と話す。
高輪・品川エリアのプリンスホテルグループでは、羽田国際化に合わせた商品・サービスを提供。10月21日より販売した早朝到着者向けプラン「1泊2朝食可能&サウナ&ジャグジー付き 宿泊プラン」(1人=1万3,000円)が好調だという。
「品川駅から国際ターミナル駅までわずか13分。ホテルの利用プランの幅を広げると需要があることを実感している」とも。
点灯時間は16時30分~翌1時30分。12月25日まで。