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「五反田肉祭り」で千食大判振る舞い-「目黒のさんま祭り」手本に

五反田の街にはためく「肉祭り」のフラッグ

五反田の街にはためく「肉祭り」のフラッグ

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 五反田駅近くの目黒川沿いにある「大崎橋広場」(品川区西五反田1)で11月28日、「五反田肉祭り」が開催される。主催は五反田商店街振興組合。

「肉祭り」が開催される大崎橋広場付近

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 毎年開催されている「五反田フェスティバル」の一環で、これまで映画祭や寄席などが行われていたが今年は一変。肉料理を1,000食分無料配布する。食に特化したイベントは初めて。

 「肉祭り」を企画した経緯について、同組合事務局の東島唯勝さんは「例年通りだと、どうしても予算がかかる。そこで手本にしたのが隣駅の『目黒のさんま祭り』。五反田には肉を扱う飲食店が多いので、皆が参加できるイベントとして企画した」と話す。

 振る舞う肉料理は五反田の鶏肉店「信濃屋」(西五反田1)の鶏空揚げ、中華料理店「東京酒樓」(同)の酢豚、会場に用意した鉄板で焼く牛焼肉の3種。このほか、同組合の加盟店7店が焼きそば、カレーライス、肉うどん、カルビクッパなど肉に関連した屋台(有料)を出店する予定。

 当日は、東五反田に事務所を構える浅井企画のタレントによるお笑いライブなども開催。流れ星、イワイガワ、どぶろっく、スパローズなど総勢16組が出演を予定している。

 同イベント開催にあたり、食品会社より協賛品を受けるなど「反響が大きい」と東島さん。アカウントを開設したツイッターでも「魅力的」「行きたすぎ」などの好意的な反応が上がっており、メディアの取材、地方から「出店したい」と問い合わせを受けているという。

 東島さんは「多くの方にご協力いただき、予算を昨年の約3分の1に抑えることができた」とし、「世の中的に経済状況が厳しいが、五反田もその波にのまれている。昨年とは打って変わったイベントを開催することで、話題性を提供して街を盛り上げていきたい。ゆくゆくは『目黒のさんま祭り』のように5,000人、1~2万人規模のイベントに育てていければ」と意気込む。

 同イベントには、11月22日に五反田周辺で宅配される新聞の折り込みチラシか、商店街加盟店で無料配布している引換券が必要。加盟店は同イベントサイトで紹介している。

 開催時間は10時~16時。肉料理の無料配布は10時~、13時~。

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