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東京庭園美術館が長期休館へ-2014年リニューアル開館予定

11月1日より休館する庭園美術館(画像提供=庭園美術館)

11月1日より休館する庭園美術館(画像提供=庭園美術館)

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 東京庭園美術館(港区白金台5、TEL 03-3443-0201)が11月1日から、リニューアル準備のため全面休館する。

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 今年で28年目を迎える同美術館。1933(昭和8)年、朝香宮(あさかのみや)邸として建てられ、1983(昭和58年)10月1日に美術館として生まれ変わった。1920代から1930年代にかけてのアール・デコ様式を現在に伝える建物で、フランス人デザイナーが主要部分を設計。内部装飾もフランスなどの海外から輸入されたものが多用されている。

 工事準備と工事着手は11月。本館(旧朝香宮邸)の改修と、これまでホールとして利用していた管理棟の新設工事が行われる。リニューアル後の開館は2014年中を予定。

 現在、31日まで「アール・デコの館-庭園美術館 建物公開-」を開催中。18日にNHKの番組内で放送されたこともあり、同館では珍しく行列ができるほどの人気を集めている。

 同館広報担当の浜崎加織さんは「11月1日以降は、ホームページで工事の進捗(しんちょく)などを随時更新していく。新コンテンツも用意する予定なので、休館中はぜひお楽しみにいただければ」と話す。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。28日~30日は21時まで(入館は20時30分まで)。入館料は、一般=800円、大学生(専修・各種専門学校生)=640円、小・中・高校生と65歳以上=400円。庭園のみの利用は、一般=200円、大学生(専修・各種専門学校生)=160円、中・高校生と65歳以上=100円、小学生以下無料。

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