大阪の有名パティスリーが高輪へ移転-開店初日には長蛇の列

「パティスリーリョーコ」オープン初日の列に並ぶ客。

「パティスリーリョーコ」オープン初日の列に並ぶ客。

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 高輪警察署近くに2月11日、洋菓子店「Patisserie Ryoco (パティスリーリョーコ)」(港区高輪3、TEL 03-5422-6942)がオープンした。

ショーケースに並ぶケーキ

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 同店は大阪府東大阪市にあった有名洋菓子店。昨年5月に営業を終了し、約8カ月の休業期間を経て東京・高輪に店を構えた。オーナーパティシエールの竹内良子さんは、「一生ここで店を営業していきたいと思える、高輪という地域に出合えたから」と移転の理由を話す。

 オープン初日の店舗前には、開店を待つ客たちの長い列ができた。先頭の男性2人は「2時間前から待っている」と話し、「スイーツの食べ歩きが趣味で、『パティスリーリョーコ』の移転もうわさで聞いた。東大阪の店が閉まって以来、東京で開店するのをずっと待っていた」と話す女性も。

 商品は、ショコラとキャラメルを使った「キャラ・ドゥー」(520円)、ココナッツを使った「ココ」(530円)、ピスタチオのブリュレやいちごなどをマカロンで挟んだ「レシフ」(560円)など。店頭に出る商品は日によって変わる。

 「洋菓子は特別な日を彩るものでもあるが、もっと気軽に当店のケーキを食べていただけたらうれしい。高輪の皆さまの日常に根ざしたパティスリーになりたい」と竹内さん。

 営業時間は10時30分~19時。水曜・木曜定休。

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