みんなの経済新聞ネットワークの羽田経済新聞が3月1日、「東京ベイ経済新聞」としてリニューアルした。
今回の名称変更は羽田経済新聞の取材エリア拡張によるもの。近年、急速に発展する天王洲やお台場、有明といった湾岸エリアの地域ニュースを発信するため、羽田空港とアクセス性の良い東京モノレールやりんかい線沿線も取材対象エリアに取り込む。
山本ケイゾー編集長は「湾岸地域の情報ニーズが高まる中、ベイエリアを担当することが実現したら面白いと考えていた」と話す。
取材エリア拡大に伴い、品川経済新聞の取材対象範囲だった芝浦エリアの芝浦ふ頭からレインボーブリッジエリア、東京海洋大学~天王洲エリア、さらに南下して海岸通りの海側エリアが、東京ベイ経済新聞の対象エリアとなる。
品川経済新聞の宮脇淳編集長は「等身大ガンダム立像に湧いた潮風公園、さまざまなイベントが行われるレインボーブリッジ、さらに天王洲エリアのネタを扱えなくなるのは、ソフトバンクホークスから杉内、和田、川崎の主力3選手が流出したようなもの」と遺憾の意を表明。一方、「みん経ではこれまで、お台場など湾岸エリアの話題を取り上げられる媒体がなかった。東京ベイ経済新聞の発展にエールを送りたい」とも。
「お台場は、羽田からお台場へ直行する外国人客も多く海外からも注目されている街。4月には『ダイバーシティ』の開業も控えている。お台場を含めパワーのある湾岸地区の情報をどんどん伝えていきたい」と山本編集長。