武蔵小山商店街の鶏卵直売店「とよんちのたまご」(品川区小山3、TEL 03-6426-2572)が4月2日、オープン1周年を迎えた。
同店は豊和養鶏場(千葉県旭市)が経営する直売店。現在は4店舗を運営し、東京都内には武蔵小山店と下北沢店を展開する。「卵は新鮮さが命。出店する場所は人通りが多く、活気のあるアーケード街が望ましい。武蔵小山に出店したのは大正解だった」と社長の豊村和幸さん。
「常に最高の鮮度でお渡しできるよう」に農場で採れた卵はその日のうちに各店舗へ出荷。次の日の朝には、前日に売れ残った卵を全て入れ替え、プリンなど卵を使った商品に再利用するという。
卵は、鶏の品種や食べるエサなどの違う3種類を販売。黄身が色鮮やかで卵かけご飯にぴったりの「王卵」(10個入り400円)、火を通した時の色が良く、卵焼きなどに向いている「豊玉」(10個入り350円)、白い鶏から生まれる殻の白い卵「白玉」(10個入り250円)を用意する。王卵を使った「なめらかプリン」(260円)なども置く。
「当店では1日1500~1800個ほどの卵が売れる。1年間武蔵小山の皆さまに愛していただいたお礼に、『王卵』と『白玉』が2個ずつ入った『紅白セット』をプレゼントすることにした」と豊村さん。4月7日・8日の購入客各日先着100人限定。
豊村さんは「今後はスイーツやタルタルソースなど、卵を使った商品をもっと充実させていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。今月14日に高円寺店がオープンする。