グランドプリンスホテル新高輪(港区高輪3)が4月25日、開業30周年を迎えた。この節目を記念し、同ホテルの4つのレストランが当時の人気メニューを再現。利用者の「もう一度食べたい」という声を反映し、復刻メニューを期間限定で復活させる。
「北京料理 桃季」では、オープン以来、厨房で腕を振るい続けてきた滝沢継男料理長が、当時のレシピを生かした「牛肉の照り焼き 北京風」(1,500円)を提供。ビュッフェ専門店「レストラン マルモラーダ」(大人1人4,500円)は、「ミラノ風ポークカツレツ」「仔羊の煮込みカチャトラ風」などの懐かしのメニューを、「メインバー あさま」はオリジナルカクテル14種類(以上1,500円)を、「ラウンジ もみじ」は「アップルパイ ケーキセット」(1,600円)を、それぞれ用意する。
「30」の数字にちなみ、「くじ引きで30平方メートルがあたる! 30周年記念宿泊プラン」を販売。チェックイン時にくじを引き、当たりが出れば約30平方メートルの客室から、最上階の約60平方メートルの客室にグレードアップできる。「これまでの感謝の気持ちを込めて、お客さまにお得感を楽しんでもらえれば」と広報担当の吉田和代さん。
1982(昭和57)年に開業した同ホテルは、開業当初より国内最大級の宴会場「飛天」や1000室の規模を持つ客室、和洋中のレストランをそろえ、「人々が集うホテル」を目指してきた。開業30年間に約5000万人が利用したという。吉田さんは「これからもお客さまの思い出の場となれるよう、皆さまをお迎えしたい」と話す。
記念フェアは、限定メニュー復刻=5月6日まで、宿泊プラン=6月30日まで。