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旗の台にバー新店「トランジット」-クラフトビール主力に「乗り継ぎ客」狙う

富士櫻高原麦酒(山梨)の「ヴァイツェン」(500ミリリットル、800円)

富士櫻高原麦酒(山梨)の「ヴァイツェン」(500ミリリットル、800円)

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 旗の台駅近くにバー「Transit(トランジット)」(品川区旗の台5、TEL 03-6426-7788)がオープンして2カ月がたった。店舗面積は15坪で、席数は16席。

バー「Transit(トランジット)」のカウンター

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 同店はクラフトビールをメーンに提供する。クラフトビールとは、小規模生産されるビールのこと。「工場で大量生産されるインダストリービールは、清涼感やキレのある苦味が重要視される。しかし、クラフトビールの味わいは多種多様。好みの味を見つけてほしい」と店主の足立聡さん。「クラフトビールの多くは無ろ過・非加熱処理で出荷されるため、生きた酵母が入っている。ビール酵母は整腸作用があるなど、健康にも良い。ぜひ飲んでみて」とも。

 日替わりでさまざまな産地のクラフトビールを取り扱う。「富士櫻高原麦酒」(山梨)の「ヴァイツェン」(500ミリリットル)、「T.Y.HARBOR」(品川区)の「I.P.A」(450ミリリットル)、「イクスピアリ ハーヴェストムーン」(浦安市)の「舞浜オレンジ」(450ミリリットル、以上800円)など。

 フードメニューは、「きゅうりのビール漬け」(200円)、「霧島鶏砂肝のコンフィ」(300円)、「岩手山和牛A4のしゃぶしゃぶ」(400円)、「釜石産あわびうに」(500円)など、その日のおすすめを提供する。客単価は約1,900円。

 来店した30代男性は「バーでクラフトビールを飲むと、他の店はここよりずっと高い。自宅にクラフトビールを取り寄せても、送料を含めるとこの店で飲んだほうが安いくらいなので、どうかつぶれないでほしい(笑)」と話す。

 「店名の『Transit』は、『乗り継ぎ』という意味。旗の台駅で大井町線と池上線を乗り換える際、気軽に寄っていただければ。旗の台に自宅がある人は、駅から自宅への『乗り継ぎ』に、クラフトビールを1杯いかが?」と足立さん。

 営業時間は平日=15時~翌2時、土曜・日曜・祝日=12時~翌2時。

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