秋田県は京浜急行電鉄(港区高輪2)が所有する京浜第7ビル(港区高輪4)に、秋田の名産品と郷土料理を出すアンテナショップを出店する。それに先駆けて、出店するテナント業者の公募を12月17日より開始した。
同店舗は、食材と品質にこだわった秋田の味の提供と県産品の販売により、秋田の旬を体感してもらうことを目的としている。コンセプトは「秋田の本物の食材と器にもこだわった料理、最高のおもてなしによる本格和食ダイニングレストラン」と「秋田の美味しいものを集めた和のダイニングストア」。ほかに、観光情報の発信も。
店舗面積は320平方メートル(飲食店舗=約72坪、物販店舗=約25坪)。出店するテナント業者の応募資格は、飲食店が秋田県内に本拠地があること、物販店は県内業者から仕入れの実績があり首都圏への販路拡大が図れることなど。
商品は「きりたんぽ」や「稲庭うどん」などの秋田の名産品や郷土料理のほか、隠れた秋田の名産品を提供する予定で、物販商品は1,000品目以上の品ぞろえを目指す。
同県担当者は「他県に誇れる秋田の『食』を本格的な料理や商品を提供する。見て、触れて、食べて、そして感動してもらいたい」と話す。
同店は来年3月末のオープンを予定。テナント業者の公募は1月10日まで。