シェアハウス「コノイエ戸越」入居開始、一軒家をリフォーム

小池さん(写真左)と入居者

小池さん(写真左)と入居者

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 都営浅草線戸越駅近くのシェアハウス「コノイエ戸越」(品川区戸越2)で10月1日、入居が始まった。

シェアハウス「コノイエ戸越」の洋室6畳

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 運営はシェアハウスの企画や管理を行うMurabito(豊島区)。一般住宅用の一軒家をリフォームし、コミュニティ重視型の住まいを提供する「むらびと」プロジェクトとして、同社では9つ目の物件となる。「大家から空き物件の相談を受け、部屋数の多い物件だったのでシェアハウスにした」と、同社取締役の小池正人さん。

 家賃は月額4万6,000円~7万円で、部屋の広さやグレードによって異なる。電気やガス、水道、インターネットの料金は固定で、合わせて月額1万円。共有設備は、リビングやキッチン、トイレ、風呂、屋上スペースなど。

 9月5日に入居者の募集を始めたところ、全8室のうち4室の入居が決まったという。「戸越の家賃相場は決して安くない。一人暮らしでワンルームを借りるより、住居費を安く抑えられるよう意識した」(小池さん)。

 ターゲットは20代中盤~後半。五反田まで一駅の立地で、新宿や渋谷、目黒など、主要駅への交通の便もいいことから、都心へ通勤する社会人を視野に入れているという。同物件への入居を決めた20代男性は「商店街が近く、すぐ裏手に戸越銀座温泉があるのもうれしい」と話す。

 小池さんは、シェアハウスの今後について「入居者が楽しめるよう、環境作りを頑張っていきたい。夏はバーベキューなどのイベントも企画していく」と話す。「人とのつながりを持てることが、シェアハウスの魅力。帰ってきたときに『おかえりなさい』と言ってくれる人がいる喜びを味わってもらえれば」とも。

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