五反田TOCビル(品川区西五反田7)で12月27日、「ご当地キャラ忘年会」が開催される。
同イベントは、五反田TOCビルで行われる「歳末TOC・五反田大物産市場」の一部スペースを借りて実施。品川区のマスコットキャラクターである戸越銀次郎が幹事、大崎一番太郎が宴会部長を務める。
忘年会開催のきっかけについて、戸越銀次郎のマネジャーの藤野頼隆さんは「今年の夏に戸越銀次郎が『アカチャンホンポ TOC店』の一日店長を務め、また『じもきゃらパーク』というイベントでTOCのお世話になった。銀次郎の人気の高さが関係者に認められ、大物産展のイメージキャラクターに任命された」と話す。
一方、大崎一番太郎は戸越銀次郎の活躍に嫉妬し、「じもキャラパーク」の悪口をツイッターやNAVERまとめで拡散。これがTOC関係者に伝わり、謝罪を求められる事態に発展した。許しを得た一番太郎は、お詫びに同イベントのPR協力を約束することになったという。「ここで人を集められないと、一番太郎はご当地キャラ失格の烙印(らくいん)を押され、品川区から追放される可能性がある。本人はかなり必死のようだ」と藤野さん。
今回の忘年会は、全国各地から参加キャラクターを募集。ノン子、ネクロマン、獣兵衛、ミニするめ~、ふなっしー、すがもん、たっけー、山田るま、ニャジロウ、くもっくる、スパンキーの参加が決まっている(12月10日現在)。当日は、ご当地キャラとヒーローが共演するショーや記念撮影、戸越銀次郎のピアノ演奏、キャラクター同士が対戦するゲーム大会などを予定する。
「みんなの期待に応えて、幹事、頑張るんだゴシ~」と戸越銀次郎。大崎一番太郎は「みんなが来てくれないと、ゆるキャラ界から追放されちゃうんだよね~。遊びに来てねっ!」とアピールする。
「各地からマスコットは集まりつつあるが、その付き添いをしてくれるボランティアスタッフが足りない。1日だけの参加も可能なので、お手伝いしてくれる人がいればご連絡を」と藤野さん。「このイベントがうまくいくと、有明や浅草など、他のTOC施設でも開催の可能性がある。品川区だけでなく、声が掛かればどんどん輪を広げていきたい」とも。
開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。今月31日まで。