品川区が「防災フェア」-阪神・淡路大震災発生時期開催で意識向上狙う

とい振りを披露する、江戸消防記念会品川纏保存会の皆さん

とい振りを披露する、江戸消防記念会品川纏保存会の皆さん

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 品川区は1月18・19日、「第24回 品川区防災フェア」を品川区役所 防災センター(品川区広町2)で開催する。

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 同フェアは、阪神・淡路大震災が起こるまでは「防災の日」(9月1日)に開催されていたが、震災後は震災日(1月17日)と同時期に変更された。いざというときに役立つ防災知識を身につける目的で、来場客は毎年1,000人以上を数える。

 18日にオープニングセレモニーと区民消火隊員・ミニポンプ隊員感謝状贈呈式を行い、19日には、天ぷらうどんの炊き出し、ハイパーレスキュー隊による訓練の実演や江戸消防記念会品川纏保存会による木やり、まとい振りの実演を予定している。そのほか、18日・19日共通のイベントとして、ミニ消防車乗車体験、白バイの展示や木造住宅の室生耐震相談などを行う。

 防災課の久保田課長は「フェアの開催時期を夏から冬に変更したことで、来場者は若干減少した。しかし、阪神・淡路大震災と同じ季節に開催することで、寒い時期にも震災は起こる可能性があるということを感じてほしい。また、消防車や白バイは子どもに人気があるので、貴重な機会を楽しんでもらえれば」と話す。

 開催時間は、18日=10時~16時、19日=9時30分~15時。
品川区

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