五反田駅西口近くのカフェ「MOZART(モーツアルト)」が2月25日、「OSLO COFFEE(オスロコーヒー)」(西五反田1、TEL 03-5436-7861)に業態変更した。経営は日本レストランシステム(渋谷区)。席数は40席、店舗面積は約28坪。
同社営業戦略本部の水井忠史さんは「カフェ市場は飽和状態にあるため、新たな切り口で店を運営する必要があると感じた。世界で一番コーヒーが飲まれている北欧をコンセプトに、現地でメジャーなエアロプレスコーヒーを提供することでオリジナルのイメージを打ち出すことにした」と話す。エアロプレスは、空気の力を利用して手作業でコーヒーを抽出する方法。
コーヒーは、カサブランカ農園(中米ニカラグア)のスペシャリティーコーヒーを提供する。コーヒー(340円)やカフェラテ(380円)のほか、北欧でポピュラーな果実リンゴンベリーを使った「リンゴンベリージュース」(340円)なども用意する。
フードは「ノルウェーサーモンのサラダサンド」(450円)や「北欧チーズとリンゴンベリージャムのサラダサンド」(380円)などのサンドイッチを中心に、「北欧ワッフル」(280円)や「リンゴンベリーのカスタードデニッシュ」(250円)など、スイーツやデニッシュもそろえる。
「北欧風のぬくもりのある店内に仕上げ、マグカップはイッタラ製を使って細部にもこだわった」と水井さん。「今回の業態は当社でも初めてだが、オープン1カ月目の客足は予想よりも好調。ここでの成果をもとに、都心のエキチカエリアを中心に展開できれば」とも。
営業時間は7時~23時。