京急・幻の新品川駅、「超新品川駅」に名称変更-「超鉄道エリア」開催で

「超新品川駅」の駅名標。画像提供/ドワンゴ

「超新品川駅」の駅名標。画像提供/ドワンゴ

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 京浜急行電鉄(港区高輪2)は、通称・新品川駅に「超新品川駅」の駅名標を設置した。

「新品川駅」の外観。画像提供/ドワンゴ

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 「新品川駅」とは品川駅北側に敷設されている業務用ホームの愛称。昭和50年代に整備され、職員や一部京急鉄道ファンからこう呼ばれている。通常は見られないため「幻の駅」とも。品川駅改札口からはアクセスできないものの、資材の運搬に使われており、駅の運営には欠かせないホームだという。

 今回の名称変更は、ドワンゴ(中央区)とニワンゴ(渋谷区)が4月27日・28日に幕張メッセで開催する「ニコニコ超会議2」の鉄道企画「超鉄道エリア」の一企画。同イベントでは東西の鉄道会社が展示ブースを設置し、関連グッズなどの即販会を行う。京浜急行電鉄のほか阪急電鉄やJR九州、京阪電鉄などが参加する。

 駅名標はホームの内側と外側、京急品川駅上りホームの3カ所に設置。同社総務部広報課の飯島学さんは「分かる人には分かるようなイベントを実施したかった。普段あまり目立たない業務用施設だが、鉄道ファンに少しでも楽しんでいただければ」と話す。「泉岳寺駅から下り電車の最後部車両に乗れば一瞬だけ見られるかも」とも。

 5月下旬には、「車内から新品川駅を見に行く限定ツアー」も予定。参加者は10人限定で、「ニコニコ超会議2」の京急ブースで抽選券を配布する。

 設置期間は4月27日~5月6日。

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