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「ザ・プリンス さくらタワー東京」が大規模改装-全客室リニューアル

ザ・プリンス さくらタワー東京のダブルルーム完成イメージ。画像提供/品川プリンスホテル

ザ・プリンス さくらタワー東京のダブルルーム完成イメージ。画像提供/品川プリンスホテル

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 ザ・プリンス さくらタワー東京(港区高輪3)は7月から、客室やレストラン、ロビーなどの大規模改装に着手する。投資金額は約8億4,000万円。

ロビー完成イメージ

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 品川のプリンス系ホテルでは近年、品川エリアの交通インフラの整備や再開発を背景に、ビジネスニーズに合わせた改装を進めてきた。今回の改装は、ビジネスのグローバル化や2020年の東京オリンピック招致活動などによる訪日外国人需要の高まりを見据え、国内外のエグゼクティブ層の受け入れ強化を目的とする。

 デザインコンセプトは、「編む」。人々が行き交う様子(クロス)を「編む」ことに見立て、館内や客室内の装飾には竹編みや織物などの交差(クロス)したデザインを象徴的に取り入れる。デザイナーには、新丸の内ビルのインテリア環境デザインなどを手掛けた小坂竜さんを起用。ほか、客室から見える日本庭園の眺望を生かし、和のテイストを取り入れた空間を演出する。

 客室は全288室をリニューアル。全室Wi-Fiを完備し、ワイドデスクを導入する。従来82室だったダブル対応客室を134室とし、海外の顧客がくつろげる部屋を増やす。ほか、エントランス脇から日本庭園に通じる遊歩道や洋食レストランの新設、宴会場の充実化を図る。

 広報担当の高木聖香さんは「品川は国内外の玄関口。和を感じられる空間とすることで、外国の方には日本らしさを、日本の方にはリラックスできる場を提供できれば」と話す。「現在のさくらタワーの営業は6月までなので、これまでの姿を愛してくださった方はぜひ最後に遊びに来てもらいたい」とも。

 リニューアルオープンは今秋を予定。

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