田町駅近くの中華料理店「万豚記」(港区芝5)が「ビストロ甲乙」(TEL 03-3452-3776)に業態変更し、約3カ月がたった。席数は1階が16席、2階が34席。
経営は際コーポレーション(目黒区)。「業態変更の理由は、ディナー時間帯の訴求強化。中華から洋食にリニューアルすることでアルコールのラインアップが増え、飲み会に使ってもらいやすい店舗になった」と、シェフの五木田正刀さん。
アルコールはワインと焼酎がメーン。ワインは、赤ワイン(グラス500円~、ボトル2,100円~)、白ワイン(同700円~、同2,100円~)、スパークリング(同800円~、同2,800円~)、自家製サングリア(500円)、かち割りワイン(500円)。焼酎は「山猿」や「山ねこ」「山翡翠」「はなとり」「カリー春雨」(以上500円)など。ほか、ビール(500円~)やカクテル(550円)、ソフトドリンク(450円)などを取りそろえる。
ディナーメニューは、「丸茄子のカルローズ詰め、ムサカ風五木田風グラタン」(1,180円)、「フォアグラグリル 赤葡萄のソース」(1,280円)、「肉の盛り合わせ」(1,380円)など。デザートは、「和栗のモンブラン」(800円)、「テリーヌショコラ」(680円)、「自家製ミントシャーベット」など、常時6種類ほど用意。ディナーの客単価は約4,000円。
ランチメニューは、「厚切り豚肉と杏、野菜の入ったポトフ」(880円)、「しょうがが効いてるガリメンチ」(4個880円、3個780円)、「本日市場から 漁師のフリット 香味ソース」(980円)など、約10種類を提供する。
五木田さんは、「周辺には和食の店が多いので差別化できていると思う。以前に比べてデザートの種類を増やせたこともあり、女性客が増えた。今後は女子会のプランを作るなどして、さらにアピールしていきたい」と話す。
営業時間は、平日=11時30分~15時、17時30分~23時、土曜・日曜・祝日=15時30分~23時。