高輪台駅近くの国際ビル(港区高輪3)3階で3月7日・8日、「フリー素材の写真展」が開かれる。主宰者はウェブサイト「オモコロ」などを中心に、さまざまな企画を手掛けるフリーライターのセブ山(木村貴則)さん。
実際にセブ山さんが撮影した写真。手振れが激しく、センスのなさがうかがえる
同展は、「Yahoo!マーケット」の連載記事「スマホの川流れ」の一環。スマートフォンを使ってさまざまな実験を行う企画で、2012年3月より毎週更新している。
本来の写真展は自ら撮影した作品を展示するが、今回はフリー素材を使って個展を開催。サイトでダウンロードした画像をスマートフォン向けアプリ「5円プリント」で印刷する。
開催の経緯についてセブ山さんは、「写真を撮る楽しさを知るにつれ、いつかは個展を開きたいと思ったものの、自分は写真のセンスが皆無。そこで、プロの手を借りようと思った」と話す。
フリー写真素材サイト「プロフォト」から、セブ山さん厳選の約30枚を展示する。風景写真や人物写真など、幅広いジャンルからセレクトするという。
「プロのカメラマンが撮影したものなので、どれもレベルが高く、選ぶのに苦労した」とセブ山さん。「自分の写真ではないが、プリント代の数百円で写真展を開けるなんて夢のよう。フリー素材の可能性を感じてもらえれば」とも。
著作権については、「フリー素材なのでまったく問題ない。念のため、サイト運営側にも確認したが、大丈夫とのことだった」(セブ山さん)。
開催時間は、7日=12時~19時、8日=12時~17時。入場無料。