京浜急行電鉄(港区高輪2)は5月1日、「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN(京急イエローハッピートレイン)」の運行を始めた。
同沿線では機器・機材の運搬や救援車として、黄色塗装の電動貨車を使用。1週間に1、2回程度、さらに限られた区間の運転という珍しさから、「幸せの黄色い電車」と呼ばれ隠れた人気を得ていた。今回は、その人気に応える形で同車両の運行を決定したという。
広報担当の飯島学さんは「コンセプトは『HAPPYになる電車』。偶然乗車した子どもたちやカップルなどに幸せな気持ちになっていただければ」と話す。運行時刻と走行区間は日ごとに変更する。
京急車両は、シンボルカラーである赤色、羽田空港第2旅客ターミナル開業を機に導入した青色の「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」に、今回の黄色を合わせた3色展開になる。
運行期間は約3年間を予定。