京急・大森海岸駅近くに「Patisseire UNCINQ（パティスリー アンサンク）」（品川区南大井3、TEL 03-6450-0593）がオープンして約3カ月がたった。

「アンサンク」の内装

　オーナーシェフの木村憲通さんは、ホテルなどでパティシエを10年間経験し独立。「家の近くで、いい物件が見つかったため、出店に踏み切った。閑静な住宅地なので、ファミリー層の需要が見込めると考えた」と話す。

　店舗面積は18坪。内装は白を基調に、木目やコンクリートの味わいを生かしたシンプルな雰囲気。「都会的な洗練されたイメージでデザインを決めた。下町情緒の残る大森エリアにはあまりないような新しい店を作ろうと考えた」と木村さん。

　メニューは、「アン サンク」や「ドルチェ ヴィータ」（以上470円）、「シュー・ア・ラ・クレーム」（250円）　、「タルト・オ・ポム」（450円）、「バナナブレッド」（800円）、「ケーク ショコラ」（850円）などを用意。ほか「ガレット・ブルトンヌ」（190円）や「リリー」「スペキュロス」（以上200円）などのクッキーや「ケーク フリュイ」（240円）なども。

　今後の展望について、木村さんは「店内にカフェを併設する予定。お客さまからもご要望を多数頂いているので、年内をめどに始められれば」と話す。「子ども連れのお母さんやご年配の夫婦など、地域の方々に多く来ていただいている。もっと認知度を上げていきたい」と意気込む。

　営業時間は10時～19時。水曜定休。