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大崎に産業支援交流施設「SHIP」 次世代ビジネスの拠点目指す

オープンラウンジ

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 大崎ブライトコア(品川区北品川5)3~4階に6月1日、「品川区立品川産業支援交流施設 SHIP」(TEL 03-5449-6871)がオープンした。運営は品川ビジネスクラブ(同)。

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 同ビルは、地上20階、地下2階の高層オフィス施設。高さは約90メートル、敷地面積は約0.58ヘクタール。北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業により整備された複合市街地「パークシティ大崎」の一環。

 同施設は、エンジニアやデザイナーなど、国内外のクリエイターやベンチャー企業などの交流の場となることが目的。ものづくり品川宿の里見泰啓さんは「品川エリアは近代産業発祥の地であり、国内外へアクセスしやすい地区。また、大崎駅周辺の再開発が進んでいたことから、品川区産業のポテンシャルを生かす場として、建設した」と話す。

 3階は、セミナーや展示会ができるイベントスペース「大崎ブライトコアホール」を展開。面積は約133坪。収容人数は約450名。

 4階は、月額会員制のコワーキングスペースや多目的ルーム、貸し会議室などを用意。技術コーディネーターらが試作活動できるよう設備された工房には、3Dプリンタやレーザーカッター、電子顕微鏡などを準備する。

 名称の「SHIP」は、「Shinagawa Industrial Platform」の略。「臨海都市品川」の象徴である「船」をイメージして名付けられたという。里見さんは「次世代のエンジニアやクリエイターが大海原に繰り出し、新たなビジネスを生み出すための拠点になっていければ」と意気込む。

 営業時間は3階=9時~20時、4階=9時~22時(土曜、日曜は18時まで)。

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