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五反田文化センターの「宇宙ミュージアム」開催迫る 山崎直子さん講演も

五反田文化センターのプラネタリウム。イベント当日はデモ上映を実施

五反田文化センターのプラネタリウム。イベント当日はデモ上映を実施

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 複合施設「五反田文化センター」(品川区西五反田6)で9月5日、「五反田宇宙ミュージアム」が開かれる。主催は品川区。想定来場者数は1000人。

記念撮影用の宇宙服

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 開催のきっかけについて、館長の渡辺晃さんは「小惑星探査機『はやぶさ』の計画が成功して以来、国内でも宇宙科学への関心が高まっていると感じていた。当館のプラネタリウムを周知・活用を図るとともに、区の子どもたちに気軽に宇宙を知ってもらおうと、日本宇宙フォーラムの協力を得て実施を決めた」と話す。

 当日は、記念撮影用の宇宙服を展示し、先着300人に撮影した写真を缶バッジにして進呈する。そのほか、「H-II A」ロケットや「はやぶさ」などのロケット・人工衛星の模型展示、特定の日付の星空を投影できるミニプラネタリウムでの記念撮影、宇宙食の試食などを行う。ミュージアムショップ・宇宙グッズの販売は、「スペースフード」(540円~)や「スペーススイーツ」(各648円)などをラインアップ。

 音楽ホールでは、事前応募者限定のプログラムを実施。宇宙飛行士の山崎直子さんによる基調講演「宇宙・人・夢をつなぐ」と、ウルトラマンシリーズでヒロインを演じた桜井浩子さん(フジ・アキコ隊員/ウルトラマン)、ひし美ゆり子さん(友里アンヌ隊員/ウルトラセブン)、西恵子さん(美川のり子隊員/ウルトラマンエース)によるトークイベント「ウルトラヒロインシンポジウム ウルトラRIKEJOが語る過去・現在・未来」を開く。トーク後は、ウルトラマンやウルトラセブン、ウルトラマンエースとの握手会も実施する。

 「親御さんにも楽しんでもらおうとトークイベントや握手会を企画したところ、定員の約2倍の応募を頂いた」と渡辺さんは笑う。今後の展望については、「子どもたちの未来への発信基地として、将来に大きな夢を持つ子どもを育成していければ。来年は開館50年目を迎えるので、アポロ計画や宇宙開発競争などの歴史を振り返るイベントを企画したい。次年度以降も『宇宙ミュージアム』は継続していく予定」とも。

 開催時間は10時~17時。入場無料。

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