田町駅三田口駅前ビルに9月11日、「地魚 地酒 萬寿丸」(港区芝浦5、TEL 03-3455-0678)がオープンした。店舗面積は約30坪、席数は50席。運営は、居酒屋経営を行うはなぜん(品川区)。
出店の経緯について、船長の若林秀信さんは「以前はイタリアンバルを運営していたスペースを、地魚と地酒の店にリニューアルした」と話す。店名は、魚を届けてくれる2艘(そう)の漁船『萬ぷく丸』(大分)と『寿美礼丸』(東京・神津島)から、縁起のよい文字を取った」。
ランチメニュー(880円)は、「海鮮丼」や「極上のアジフライ定食」など4種類の丼ものや定食から1種類を選ぶ。いずれもみそ汁、小鉢2品、おしんこが付く。ランチタイムは近隣のサラリーマンをはじめ、女性客も多いという。
ディナーメニューは「刺身盛り合わせ(大)」(2,800円)や「鰹(かつお)」「勘八」(以上880円)、「姫たこの唐揚げ」(480円)、「真鯛(まだい)カブト煮」(680円)、「あじフライ」(780円)、「姫ハモの天ぷら」(850円)などを提供する。
アルコールは、若林さんの出身地である九州の日本酒と、イタリアやフランスの自然派ワインを中心にそろえる。「鍋島」や「豊潤」「鷹来屋」(以上、1合980円~)や「マス・ド・ジャニーニ」(480円)、「シャトー・レ・キャトル・フィーユ」(680円)なども。そのほか、焼酎の「トヨノカゼ」(480円)や「萬膳」(600円)なども用意する。
「他店では取り扱いの少ない銘柄をそろえており、地酒好きのお客さまがリピーターになっている」と若林さん。「冬場にかけては高級魚のクエ鍋なども提供していく予定。当店だからこそ味わえるメニューを追求していきたい」と意気込む。
営業時間は11時30分~14時、17時~23時30分(土曜は12時~20時)。日曜・祝日定休。