大崎駅西口バスターミナル(品川区大崎2)で12月7日夜から、高速路線バスの運行が始まる。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)行きの夜行便発車(22時)に先立ち、同日12時より運営開始を記念したセレモニーが開かれた。
運営は大崎エリアマネージメント。一部は、移動マーケティング事業を手掛けるWILLER EXPRESS JAPAN が協力する。
大崎エリアは再開発や都市基盤整備が進む副都心。高速路線バスのターミナルとして大崎と国内の各都市とを結び、品川区内の観光資源の発掘につなげる狙い。運営開始時点で大阪、名古屋、新潟、仙台方面に乗り入れ、今後も路線を増加させていく予定だという。
12月8日始発からは、「東急バス 渋 41 系統」の一部も乗り入れる。これまで渋谷駅と大崎駅東口を結んでいた路線が大崎西口バスターミナル発着に変更・増便される。
セレモニーの開会あいさつで、濱野健区長は「大崎には交通の要所としてのポテンシャルがある。末長く愛されるバスターミナルになってもらいたい」と祝辞を述べた。セレモニーには大崎のご当地キャラクター「大崎一番太郎」が登場し、一般参加者とも交流した。