戸越銀座商店街に11月2日、山形の郷土料理店「どんどん焼きがあるお店 いつものところ」(品川区戸越1、TEL 03-3783-2340)がオープンした。2階建て、席数は22席。
店長は山形県出身の田中はつ江さん。20代から県内の飲食店などで働いてきた。「戸越銀座商店街でマッサージ店を経営する息子が、地元を活気づける目的で新たに飲食店を始めると決意したのがきっかけ。そこに私が呼ばれ、都内の方たちにも山形の郷土料理を味わってほしいと考えた」と話す。
メーンメニューの「どんどん焼き」(300円)は、お好み焼きの生地に卵や山芋を混ぜて焼き、ソーセージを中心に巻いた山形県の郷土料理。「山形名物の料理をどんどん増やしていきたい。まずは、看板メニューの『どんどん焼き』を定着させていければ」と田中さん。そのほか「玉こんにゃく」(150円)や「芋煮」(500円)、「芋煮カレーうどん」(700円)なども提供する。テークアウトも可能。
田中さんは「初めて戸越銀座商店街に来たとき、人通りが多いのにトイレがなかなか見つからないのは不便だと思った。店内2階のトイレはおむつを替えの台を用意し、誰にでも使っていただけるようにした」と話す。「平日は地元の方、土日は観光客が多く訪れる。今後は、商店街をさらに活気づけていきたい。子ども連れでも気軽に来られるお店を目指していく」と意気込む。
営業時間は11時~19時。