「エプソン アクアパーク品川」(港区高輪4)で4月22日、プロジェクションマッピングを駆使した「花美アクアリウムby NAKED (はなびアクアリウム バイ ネイキッド)」が始まった。
同施設のコンセプトは「音・光・映像と生きものたちの融合」。空間演出を手掛けるクリエーティブカンパニー「ネイキッド」(渋谷区)とのコラボレーションは、昨年11月に開催した「SNOW AQUARIUM BY NAKED (スノーアクアリウム バイ ネイキッド)」に続く2回目となる。
キーワードは「和モダン」と「日本の美しい文化」。初夏から夏に移りゆく、日本ならではの季節感、可変性を第1弾・第2弾の2段階で展開する。第1弾となる今回のテーマは「美しい海の世界」と「花の美しさ」の融合。館内全体で、「水の流れ」から生まれる新しい花の美しさを演出し、「花の水族館」に装いを変える。
「カラーズ」エリアでは、初夏の花である朝顔と藤棚をイメージした花の道『水際花(すいさいか)』を表現。ショーケースには「ラン」や「スズラン」などの季節の花、水槽には「ランチョウ」や「ピンポンパール」などの色鮮やかな金魚を展示する。
期間中のドルフィンパフォーマンスは、花美アクアリウムの世界観に合わせ、和衣装をまとったトレーナーが登場。和楽器が奏でる音楽に合わせた特別プログラムを実施し、昼・夜それぞれ異なる演出を展開する。「コーラルカフェバー」では、オリジナルカクテル「HaNaBi」、「花美キリン一番搾りフローズン」(以上700円)の提供も。
「海の生き物と花の美しさ、それぞれの本質を生かしながらのコラボレーションで、季節を感じられる空間になっている」と話すのは、館長の高橋直人さん。「ここでしか体感できない、新感覚の日本文化を楽しんでいただければ」とほほ笑む。
開館時間は10時~22時。入館料は、大人=2,200円、小中学生=1,200円、幼児(4歳以上)=700円。7月13日まで。