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戸越銀座に「ピッツェリア恭子」 夫婦で開業、食べログへの投稿お断り

左から陽平さん、恭子さん、スタッフの向井さん

左から陽平さん、恭子さん、スタッフの向井さん

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 戸越銀座商店街に1月25日、イタリア料理店「pizzeria 恭子 passione e amore(ピッツェリア キョウコ パッショーネ エ アモーレ)」(品川区戸越1、TEL 03-6451-3529)がオープンした。

「マルゲリータ」(ランチタイムのピザテークアウトは1,100円)

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 オーナーでピッツァイオーラの立野恭子さんは、ピザを焼き始めて10年以上。都内のイタリアンレストラン勤務のほか、年に数回はイタリアに足を運びながら修業を積んで開業にこぎ着けた。夫の陽平さんがピザ以外のイタリア家庭料理の調理を担当する。店舗面積は約20坪で、席数は30席。

 出店の経緯について、陽平さんは「親せきが住んでいた関係で、戸越銀座周辺のエリアは幼いころからなじみのある土地。ピッツァの本場ナポリのように地元の人でにぎわう店にしたいので、このエリアでの出店にこだわっていた。メニューは本場のレシピを忠実に再現して、自分たちがおいしいと納得したものしか提供しない。食材は安全性を第一に考えるのはもちろん、直接生産者に会いに行き、どこで誰がどのようにして育てた食材なのかを知った上で選ぶようにしている」とこだわりを見せる。

 ピザへのこだわりについて、恭子さんは「提供したいのは『自然なピッツァ』。おいしいピッツァを作るためには、生地の伸ばし方や焼き方などさまざまな要素があるが、生地に負担をかけるようなステップをなるべく行わないように心掛けている。テクニックを詰め込むよりも、食材の魅力をしっかりと引き出し、お客さまにおいしいと感じていただければ」と話す。

 ランチメニューは日替わりで、ピザメニューの「マルゲリータ」や「プチトマトのマリナーラ」、パスタメニューの「豚肉ペーストの辛いトマトソース」や「チーズと黒こしょう」(以上1,200円)などを提供する。いずれもエスプレッソナポリスタイル、食べ歩きソフトクリーム付き。ピザのみのテークアウト(1,100円)にも対応する。

 ディナーメニューは、自然農業にこだわる八百屋「ポム・ド・テール」(茨城県つくば市)から取り寄せた野菜を使った「有機野菜のサラダ」(1,600円)や「水牛のモッツァレラと生ハム」(1,280円)、「マルゲリータ」(1,100円)、「クアトロフォルマッジ」(1,700円)などを用意する。

 ドリンクメニューは、グラスワイン各種(800円~)や、イタリア産瓶ビール、オーガニックサイダー(以上500円)など。同店で提供するワインは、イタリア産のビオワインのみ。(価格は全て税別)。

 「地元の人が集まってにぎわうのが理想。口コミサイトへの掲載はお断りしている。当店でイタリアの食や文化を再現して、その魅力を感じていただきたい」と恭子さん。「今後はメニューも徐々に増やしていきたい。3月からはオードブルセットの提供も予定している。花見シーンなどで、ぜひ利用していただければ」と意気込む。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~22時。

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