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北品川にエビフライ専門店「エビデフ」 ミシュラン2つ星獲得目指す

その日の最大サイズのエビを使う「国産天然大車海老×2」

その日の最大サイズのエビを使う「国産天然大車海老×2」

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 エビフライ専門店「Ab・de・F(エビデフ)」(品川区北品川1、TEL 03-6712-0837)が北品川駅近くにオープンして2カ月がたつ。

イタリアンモダンがテーマの「Ab・de・F」店内

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 運営は賃貸管理事業を中心に展開する福原コーポレーション(中央区)。資生堂(港区)の創業者・福原有信さんが1921(大正10)年に設立した。新婚時代、福原さんは品川近くに住み、品川浦で捕れるエビが好物だったエピソードから同店をオープン。当時の味を再現すべく、世界各国から厳選したエビを使った料理を中心に提供する。

 インテリアのテーマは「イタリアンモダン」。店内はダークゴールドを基調とし、高級感のある赤色と焦げ茶色の椅子、間接照明を配置する。店舗面積は26坪。席数は、テーブル席6席、カウンター席9席、個室テーブル席10席。

 料理長の南雲貴幸さんは、日本料亭やステーキ店などで10年以上修業を積んだ経験を持つ。エビからパン粉、打ち粉、溶き卵、油、ソースまで全ての食材を選び抜き、食感や風味を最大限引き出すため温度調整にもこだわったという。

 エビフライは、約250グラムの皇帝エビを使った「ビッグリトルジョン」(3,400円)やその日の最大サイズのエビを使う「国産天然大車海老」(5,000円)など6種類を用意。

 そのほかのフードメニューとして、甘エビの頭を使った「特製 海老そば」(800円)や「海老の和風グラタン」(700円)、福原さんと妻の徳さんの名前にちなんだ「有カツ(ロース)」(2,000円)と「徳カツ(ヒレ)」(1,800円)なども。「豚肉は5種類のブランド豚からその時々で、最も品質の高いものを仕入れる」と南雲さん。

 ドリンクは、井口健紀さんと2019年に「黄綬褒章」を受章した中本聡文さんの2人のソムリエが監修する。メニューは、シャンパン「エグザンテ」(ボトル=4,980円)や白ワイン「アンセルミ サン ヴィンチェンツォ」(同=3,600円)、赤ワイン「ル パオン ド シトラン」(同=4,900円)、日本酒「八海山」(850円)、芋焼酎「富乃宝山」(550円)、ウイスキー「ラフロイグ10年」(850円)など。

 ランチタイムには、ライスとみそ汁、香の物が付くセットメニューを提供する。メニューは、養殖ブラックタイガーの「特選海老フライセット」(1,180円)や「徳カツセット」(1,200円~)、「有カツセット」(1,500円~)、「リトルジョンセット」(3,450円)など。以上税抜き価格。客単価はランチ=1,300円、ディナー=7,000円。

 「今後もスタッフの力を合わせて、ミシュラン2つ星の獲得を目指す」と南雲さん。「『こんなにおいしいエビフライは食べたことがない』と驚かれるお客さまも多い。日常使いから会食、パーティーまでさまざまなシーンで、気軽にお越しいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、11時30分~14時、17時30分~22時。水曜定休。

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