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目黒川沿いに「五反田リバーステーション」完工 舟運と防災の拠点として整備

「五反田リバーステーション」を大崎橋から眺めた様子

「五反田リバーステーション」を大崎橋から眺めた様子

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 「五反田リバーステーション」が12月14日、大崎橋広場にオープンした。同エリアの整備は品川区が「五反田水辺が結ぶプロジェクト」として行った事業の一つ。同日に行われたオープニング記念式典では品川区長を始め、区議会議長、周辺地域町会長などが出席し、テープカットと除幕式、出航式を行った。

「五反田リバーステーション」テープカットとくす玉割りの様子

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 同プロジェクトは品川区が2018年度に立ち上げたもの。五反田エリアの舟運拠点の整備を目的とする。同年度には五反田防災桟橋と五反田南公園の整備を実施。それに続き2019年度は大崎橋広場、五反田ふれあい水辺広場、周辺道路などを整備、12月に完工した。

 五反田リバーステーションは、五反田の舟運の拠点となる場。濱野健区長は「水辺に親しんでいただくと同時に、災害の際には荷物の集積場としても活用が期待できる。周辺地域の皆さまにもお立ち寄りいただき、五反田の憩いの場所として栄えるようにしたい」と話した。

 品川区防災まちづくり部の松本昇さんは「この完工で五反田リバーステーションのハード部分の整備が終わった。今後は周囲事業者にイベントなどで利用してもらい、にぎわうスペースになれば」と今後の展望を語った。

 目黒川沿いでは五反田リバーステーション完成を記念して、「目黒川みんなのイルミネーション」を船から眺める「目黒川クルーズ」を開催予定。開催日程は12月23日~26日の4日間で、各日4便の出航を予定している。乗船料は500円。受け付けは当日に五反田リバーステーションで行い、各回先着順で定員の40人となり次第受付を締め切る。

 五反田船着き場利用には、事前の団体・事業者の仮登録手続き、先行仮予約が必要となる。2020年2月29日までの利用は受け付け中。3月1日以降分は12月16日より始める。

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