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西五反田にイタリア料理店「ラピ ダイニング」 昼は弁当業態「Bento 亀屋」に

「ラピ ダイニング」の外観(写真提供=ラピ ダイニング)

「ラピ ダイニング」の外観(写真提供=ラピ ダイニング)

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 イタリア料理店「ラピ ダイニング」(品川区西五反田1、TEL 03-6417-3650)が、西五反田エリアにオープンして2カ月がたった。運営は法人向けのデリバリーとケータリング事業を手掛けるラピコーポレーション(渋谷区)。

昼は「Bento 亀屋」として営業する(写真提供=ラピ ダイニング)

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 「イタリアン食堂 五反田店」跡を居抜きで使う。社長の渡部宣明さんは同店の運営会社で勤めた経験があり、独立後もオーナーとの関係が良好だったことから、同店跡を引き継いだという。店舗店内面積は14坪。席数は24席。

 「ラピ ダイニング」の特徴について渡部さんは「利益を重視するなら、外国産の冷凍食品などを使った方が価格を抑えられるが、自分たちはあくまで食材にこだわりたかった。店で使う肉は全て無投薬」と話す。肉はメニューに産地を明記し、ウェブサイトで仕入れ元の畜産農家を紹介する。

 フードメニューは、渡部さんお薦めの「北海道産豊西牛(豊西ファーム)みすじのタリアータ オーガニックバルサミコソース」(2,740円)、「本日の豊洲直送鮮魚のセミクルード(たたき風カルパッチォ) ボッタルガ添え」(1,320円)ほか、「ズワイガニと無添加カニ味噌の軽いクリームソース リングイネ」(1,760円)、「フォルマッジォ」(1,980円)、「群馬県産えばらハーブ豚未来(江原養豚)バラ肉の柔らか煮のフライパン焼き」(2,200円)など。

 ドリンクメニューはボトルワインを中心にそろえる。「ナターレ・ヴェルガ オーガニック ネーロ・ダーヴォラ」(4,180円)、「シャトー・オー・ヴュー・シェーヌ オーガニック」(3,080円)、「ヴィエトリ モンテプルチアーノ オーガニック」「ヴィタ・オーガニカ・カベルネ・ソーヴィニヨン/ラ・アグリコーラ」(以上3,300円)など。「瀬戸内産無添加レモンサワー」「有機リモンチェッロサワー」「徳島産無添加すだちサワー」(以上638円)なども。

 昼は「Bento 亀屋」として弁当業態で営業する。「kame-ya お肉弁当」「kame-ya お魚弁当」「kame-ya お野菜弁当」(以上750円)の3種類を販売。中身は日替わりで、全品手作り。

 メインの客層は近隣の会社員や住民。長期的には品川エリア全体へとターゲットを広げ、同社の本業であるデリバリーやケータリングの受注を目指すという。

 「お客さまが10年後も健康でいられるような料理を提供したい」と渡部さん。「今は新型コロナウイルス感染症の影響で、どんなに志を高く持つ店も大変な状況のはず。当店も例外ではないが、頑張って営業していきたい」と前を向く。

 営業時間は「Bento 亀屋」=11時~14時。日曜定休。「ラピ ダイニング」=17時~23時(緊急事態宣言下は20時まで)。土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、入り口でアルコール消毒を実施。店内3カ所に空気清浄機を設置し、1時間に1回換気する。スタッフはマスク・手袋を着用する。

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