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武蔵小山商店街にテークアウト専門すし店「梅丘すしの美登利」 初日に長蛇の列

店長の山内一樹さん

店長の山内一樹さん

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 テークアウト専門すし店「梅丘すしの美登利(みどり) 武蔵小山店」(品川区小山3、TEL 03-6426-2352)が2月16日、武蔵小山商店街パルムにオープンした。運営は梅丘寿司の美登利総本店(世田谷区)。

「梅丘すしの美登利 武蔵小山店」外観

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 同ブランドは1999(平成11)年、スーパーや商業施設内でテークアウト業態の出店事業を始めた。路面店は阿佐ヶ谷店(杉並区)に続く2店舗目で、品川区は初出店。店舗面積は約20坪、売り場面積は約5坪。

 テークアウト事業部担当部長の京谷崇宏(きょうたにたかひろ)さんは、開店の経緯について、「コロナ禍で在宅時間が増えた今、自宅でも美登利のすしを楽しんでほしい。地域に密着した形で運営をするなら、商店街への出店はまさにうってつけ。多くの住民の方でにぎわう武蔵小山商店街パルムで運よく物件が見つかり、開店に踏み切った」と話す。

 「製造に対する手間ひまを惜しまない」姿勢をコンセプトに掲げる。利用客に握りたてを味わってもらうため、製造は全て店舗で行う方針という。

 メニューは、メインの盛り合わせ商品「美登利にぎり」(1人前=880円)、「特上にぎり」(同=1,270円)を用意する。3人前以上の盛り合わせは3月1日から受け付けを始める。「美登利のすしはネタの切りつけが長く、見た目のインパクトも楽しんでほしい」と京谷さん。

 3巻盛りは、「生サーモン」(440円)、「名物すじこ」(580円)、4巻盛りは「本まぐろ(赤身)」(470円)、「大トロ」(1,200円)、「いくら」(580円)、「やりいか」(360円)、「カレイのエンガワ」(400円)、「名物いなり」(230円)などをそろえる。

 そのほか、「元祖穴子(一本付)」(630円)、鯖の棒ずし(1,050円)、「太巻」(350円)、細巻きは、「ねぎトロ」「トロタク」(以上480円)、「鉄火」(450円)、「かんぴょう」(230円)など。ロールずしは、「レッドロール」「カリフォルニアロール」(以上360円)、一品料理は、「あん肝ポン酢」(380円)、「かにみそサラダ」(500円)など。想定客単価は1,000円~1,500円(全て税別)。

 オープン初日は想定以上に長い行列ができたことで、現在は20人程度並んだら整理券を配布するようにしているという。電話予約も受け付ける。

 「開店して間もないが、『オープンを待っていた』という声を多数いただき、非常にうれしい。すしは日本の文化。お祝いごとだけでなく、日常でもぜひ美登利のすしを楽しんで」と京谷さん。「10年、15年と世代を超え、地域の方々に愛される店にしていきたい。美登利のすしを食べて育ったお子さんが、大人になって家族連れで来店してもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時30分~20時。新型コロナウイルス感染症の対策として、店内入り口にアルコール消毒液と加湿器を設置し、4人ずつの入店制限を設ける。スタッフはマスクを着用し、定期的に入店をストップして店内清掃・消毒を行う。

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