食べる

旗の台・北馬込本通りに居酒屋「鳥ふじ」 創業54年目、荏原町から移転

「鳥ふじ」の外観(写真提供=鳥ふじ)

「鳥ふじ」の外観(写真提供=鳥ふじ)

  • 27

  •  

 居酒屋「鳥ふじ」(品川区旗の台5、TEL 03-3784-2448)が、北馬込本通り沿いの日東ビル地下1階に移転オープンして3カ月がたった。

店内にはテーブル席と座敷を用意する(写真提供=鳥ふじ)

[広告]

 同店は1967(昭和42)年4月25日、荏原町駅近くの仲通り沿いで創業。店主の加藤征紀さんが先代から引き継ぎ現在に至る。建物の老朽化により、創業54年目を迎える前日の今年4月24日に一時閉店し、旗の台エリアに移転した。店内面積は13坪、席数は25席。

 おかみの加藤結さんは、移転先について「新型コロナウイルス感染症の影響で今後の社会がどうなるか分からず、以前より規模の小さな店舗を探していた。旗の台なら荏原町からも近く、今までの常連さんも通いやすい」と話す。

 看板メニューは、先代から受け継いだたれを使う「鳥のから揚げ」(550円)。「鳥のたれ焼き」「鳥の岩塩焼き」「鳥の柚子胡椒(ゆずこしょう)焼き」「鳥のガーリック焼き」「鳥のわさび焼き」「鳥のカレー焼き」「鳥のラー油焼き」(以上550円)などもそろえる。

 そのほか、「鳥ふじサラダ」「明太(めんたい)オムレツ」「シラスオムレツ」(以上550円)、「冷奴(ひややっこ)」「フライドポテト(塩、カレー)」「磯部焼き餅」(以上385円)、「鳥ふじ雑炊」「卵かけごはん」「厚揚げ焼き」「自家製お新香」(以上495円)、「鯖(さば)塩焼き」「辛口鮭(さけ)焼き」(以上550円)、「ほっけ焼き」(715円)などを提供する。

 ドリンクメニューは、「生ビール(スーパードライ)」(中=605円、小=495円、ちび=385円)、瓶ビール(605円)、「ドイツビール(ヴァイツェン)」(1,045円)、ホッピー(白、495円)、焼酎(グラス=495円、ボトル=2,750円)、日本酒、「樽(たる)酒(一ノ蔵)」(以上605円)、サワー(各385円)、ワイン(グラス=385円、ボトル=2,750円)、ウイスキー(S=385円、W=605円、ボトル=3,300円)、ソフトドリンク(各275円)などをそろえる。

 「お客さまは先代からの常連がメインで、家族連れで来てくれることも多い。代々でつながりがある常連さんもいるため、そうした縁を大切にしていければ」と加藤さん。「家に帰ってきた気分になれる場所でありたい。先代から続く店の雰囲気は大切に守りつつも、要望があれば新しいものにもチャレンジしたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。日曜、祝日定休のほか、緊急事態宣言中は休業の場合あり。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、スタッフのマスク着用、手洗い・うがい、手指消毒、検温をするほか、店内に消毒液と飛まつ感染防止のアクリル板パーティションを設置する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース