見る・遊ぶ

プルマン東京田町でAR×NFTアート展 QRコードで展示作品の購入も

スマートフォンのカメラでARマーカーを読み取ると作品が表示される

スマートフォンのカメラでARマーカーを読み取ると作品が表示される

  • 7

  •  

 AR×NFTアート展「NFT ART EXHIBITION at PULLMAN TOKYO TAMACHI」が5月9日、ホテル「プルマン東京田町」(港区芝浦3)で始まった。

ARマーカー(上)と購入用のQRコード(下)

[広告]

 NFTアートは、代替不可能性を保証する技術「NFT(non-fungible token)」を使ったデジタルアート作品のこと。館内に展示されたAR(拡張現実)マーカーを来場客がスマートフォンで読み取り、カメラへのアクセスを承認すると、画面上に作品が表示される。ARによって、その場に作品があるような記念写真を撮ることも可能。作品は全てNFTマーケットに出品されており、購入用のQRコードを読み取ってその場で買うこともできる。

 同ホテル2階のロビーに11点、9階のラウンジに5点の作品を展示する。2階の作品は誰でも自由に鑑賞できる。9階の作品の鑑賞は一部の宿泊客のみ。

 参加アーティストはBAKIBAKIさんら7人。スマートフォンをかざしてアートが見えた時にさまざまな印象を楽しめるよう、異なる作風の若手アーティストの作品を展示しているという。

 同ホテルは「今の自分と理想とする自分を結ぶ場所」をコンセプトに掲げ、これまでもライブペインティングやアーティストBAKIBAKIさんの作品展など、アート関連のイベントを開催してきた。同ホテルのマーケティングを代行する「micado」のマーケティングマネジャー江尻めいさんは「今回の展示は、未知のものに触れることでインスピレーションを受け、理想の自分へ近づく空間を提供することが目的。最先端の技術を通じて、アートに興味がない方にも楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は24時間(9階は8時~21時)。2階は鑑賞無料。6月19日まで。新型コロナウイルス感染症対策として、館内にアルコール消毒液を設置する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース