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大崎・居木神社で「お多福参り」始まる 高さ3メートル超、口をくぐって参拝

境内の本殿前に設置されたお多福

境内の本殿前に設置されたお多福

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 「開運招福 お多福参り」が1月28日、大崎駅近くの居木(いるぎ)神社(品川区大崎3、TEL 03-3491-7490)で始まった。

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 同神社では初の取り組み。高さ3.25メートル、幅3.24メートルの「お多福」を境内に設置し、参拝者は高さ1メートルほどの開口部をくぐり、拝殿に向かう。開催の経緯について、居木神社宮司の森田義巳さんは「北九州をはじめ山口、広島などで行われているお多福参りを関東でも実施できないかと考えた。感染症の流行や戦争、物価高など暗いニュースが多い中、皆さんが笑顔で楽しめるものになれば」と話す。

 お多福は、昨年夏に約2週間をかけて制作。同神社の巫女(みこ)がデザインし、塗装業を営む総代がベニヤ板を使って仕上げたという。昨年11月には、関係者へのお披露目と清祓(きよはらい)が行われた。

 境内では、シールタイプのお多福参り限定御朱印(500円)や、お守り(300円~)、絵馬(500円)、「開運 お多福まんじゅう」(150円)を用意する。

 1月28日午後の境内では、お多福の前で記念撮影をする参拝者の姿が見られた。近くに住むという参拝者は「大きくて驚いた。かわいい顔で、子どもが喜びそう」と話した。

 宮司の森田さんは「願いを込めてお多福をくぐることで、皆さんに多くの幸せが舞い込み、今年がいい年になりますように」と話す。

 お多福参りは2月10日まで。2月3日には節分祭を行う。祭典は18時から、舞台での豆まきは18時30分から。豆まきへの参加は小学4年生からで、3年生以下には福豆を配布する。

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