JR東日本の京浜東北線が、11月17日の始発から16時30分ごろまで、JR大井町駅ホームの一部拡幅と線路移設工事のため蒲田~品川間を運休する。
大井町駅のホーム拡幅は、JR東日本と品川区が連携・推進する「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」による利用者増を見込んで行う。工事では、西口・東口につながる北側ホームのうち幅の狭い約53メートルの範囲を最大約70センチメートル拡幅し、ホーム面積を約20平方メートル増やす。
当日の運休時間帯は、蒲田駅、品川駅でそれぞれ大船、大宮方面へ折り返し運転する。快速運転は中止し、終日各駅停車のみを運転。運休区間外では運転本数を通常時の6~8割に減らす。京浜東北線を除くJR線は通常通り運転する。
運休時間帯は振替輸送を行う。利用できる路線は、東急東横線(渋谷~横浜間)、東急大井町線(大井町~自由が丘間)、東急目黒線(目黒~日吉間)、東急池上線(全線)、東急多摩川線(全線)、京急本線(泉岳寺~横浜間)、都営浅草線(西馬込~新橋間)、東京臨海高速鉄道りんかい線(全線)。
列車の運休や列車時刻に関する問い合わせに応じる専用電話窓口(TEL 050-2016-1620)と専用ウェブサイトを設ける。電話窓口の開設日と開設時間は、11月15日=9時~21時、11月16日=4時~翌1時、11月17日=4時~19時。
同社広報担当者は「お客さまにはご不便をおかけしてしまうが、ご理解とご協力をお願いできれば」と話す。