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西小山に創作居酒屋「こそろもそろ」 大分グルメ中心に九州各地の味を

「こそろもそろ」店主の長尾寿人さん

「こそろもそろ」店主の長尾寿人さん

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 大分九州創作料理「こそろもそろ」(品川区小山6、TEL 03-6421-5094)が10月15日、西小山駅近くにオープンした。

「こそろもそろ」店内

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 「炭火焼鳥 千どり」跡を一部改装して活用する。店舗面積は9坪。席数は18席。

 開店の経緯について、店主の長尾寿人さんは「昨年末に、長年親交のあった『千どり』元店主から『千どりの閉店後、この場所で店を開かないか』という話をいただいた。当時は飲食店の料理長で、『自分の店を持ちたい』とずっと思っていたので引き受けることにした」と話す。

 長尾さんは大分県出身。「九州のおいしい物を東京に広めたい。東京に来ている九州出身の人には、『懐かしい』と思ってもらえる料理が作れたら」と話す。九州産のしょうゆやみそを取り寄せて使い、料理は全体的に甘い味付けに仕上げているという。

 大分料理は、「にら豚」(690円)や「別府冷麺」(990円)、その日の刺し身をゴマやショウガなどで作るタレと和えた「今日のりゅうきゅう」(時価)などをそろえる。そのほか、宮崎発祥のチキン南蛮(1,190円、ハーフ=690円)や、ちくわの穴にポテトサラダを詰めて天ぷらにした熊本の総菜「ちくわサラダ」(1本=290円)など、九州各地の料理を提供する。

 ドリンクも、大分県産の米を使った日本酒「和香牡丹八蝶ヒノヒカリ」(1490円)ほか、麦焼酎「とっぱい」、「かぼすリキュール」(以上490円)など、大分にまつわるメニューを用意する。このほか、「香るエール」(大=790円、中=590円、小=390円)、生レモンサワー、「角」(以上590円)、各種ソフトドリンク(390円)などをそろえる。

 長尾さんは「店名の『こそろもそろ』は、大分の古い方言で『残さず全部』という意味。残さず食べて帰ってもらえるくらい、愛される店になりたい。まずはこの街の人たちに受け入れてもらうところから始めたい」と話す。

 営業時間は17時~24時(日曜・祝日は22時まで)。月曜定休。

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