品川プリンスホテルのアネックスタワー(港区高輪4)に4月25日、吉本興業(大阪市)の新劇場「よしもとプリンスシアター」がオープンした。
同会場が「よしもとプリンスシアター」になる前の「クラブex」の看板はそのまま残されていた
同劇場は、新喜劇や寄席など従来の出し物のほか、ダンスを主体としたショーや所属タレントが脚本を手がけるコメディー芝居など、新たな演目も展開。ホール面積は737平方メートルで、席数は418席。年間来場者15万人、年商8億円を見込む。
劇場内では、グッズ販売のほか、3種のオリジナル弁当(各1,200円、1,500円、2,000円)も販売する。主なターゲットは、土曜・日曜=団体客や遠方の品川駅利用者、平日の昼=主婦や学生、平日の夜=品川周辺のビジネスマン。
オープン初日は、中田カウス・ボタンさん、桂文珍さん、中川家、NON STYLE、オリエンタルラジオがネタを披露。吉本新喜劇では、内場勝則さん、池乃めだかさん、島木譲二さん、末成由美さんらが顔をそろえた。
品川プリンスホテル広報担当の杉田さんは、「当社と吉本興業のエンターテインメント性が融合することで、ファミリー客の獲得増に期待したい。公演とセットの宿泊プランも用意しているので、今後もこの劇場を核に品川を盛り上げていければ」と話す。
入場料は、前売り=4,500円、当日=5,000円。