白金台にイラン直輸入「ペルシャじゅうたん」「キリム」専門店

白金台にオープンした「アプリコ」。店名は店先(向かって右)のあんずの木に由来する。

白金台にオープンした「アプリコ」。店名は店先(向かって右)のあんずの木に由来する。

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 白金台のプラチナ通り沿いにあるスーパー「フーデックスプレス」裏に5月15日、ペルシャじゅうたんとキリムを扱う「APRICOT(アプリコ)」(港区白金台5、TEL 03-5422-9518)がオープンした。

白金台にオープンした「アプリコ」の店内。

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 同店はイランから直接買い付けたペルシャじゅうたんとキリムを「市場価格の半値ほど」(同店)で販売する専門店。キリムとは遊牧民の生活から生まれた平織りで毛足のない織物。価格はペルシャじゅうたん=65,000円~220万円、キリム=30,000円前後から。

 経営するのは荒木光夫さん・和美さん夫妻。商品の買い付けは和美さんの母親、宮家昭子さんが担当する。ペルシャじゅうたんに魅せられ、独自の仕入れルートを開拓するまでになった宮家さんは、「シャディ・ベア」(江戸川区)を設立し、これまで主に展示会で販売してきた。開店の経緯について、和美さんは「当初カフェを開きたかったが資金不足だった。そこで店舗を持たない母が仕入れた商品の販売を思いついた」と話す。

 店舗面積約6坪の店内には常時50枚ほどのじゅうたんが並ぶ。店内で好みを聞き、倉庫に在庫する商品から何枚か選び利用客の自宅に持参する販売スタイル。利用客は、部屋の雰囲気や家具の色に合わせてじゅうたんを選び、2~3日試した後に「気に入ったもの」を購入することができる。

 ペルシャじゅうたんの魅力については、「丈夫で飽きない、すべて手作りのため同じ物が二つとないこと。高価なイメージが先行しがちだが手ごろな価格の商品もあり、興味を持ってくれる方もいる」と和美さん。光夫さんは「今後はニットカフェなども開くなど、地域の人たちが集まるコミュニティースペースとしても活用していきたい」とも。

 営業時間は11時~18時。水曜定休

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