東京臨海高速鉄道(江東区)は天王洲アイル駅に6月27日、 東京臨海高速鉄道りんかい線初の「KIOSK(キオスク)」をオープンした。
同路線にはこれまで売店はあったものの、SUICAやPASMOなどのICカードに対応していなかった。近年、こうしたICカード対応するコンビニタイプの売店の需要が高まっていたこともあり、「KIOSK」、「NEWDAYS」を経営するJRリテールネット(新宿区)に出店を依頼したという。
天王洲アイル駅はコンビニエンスストア「NEWDAYS」を展開できるスペースがなかったため、「KIOSK」を出店。7月22日には東京テレポート駅、8月下旬には大井町駅、9月には新木場駅にそれぞれ「NEWDAYS」のオープンを予定。各店舗ではSUICAやPASMOが使用できる。
JR線との乗換駅である大井町・新木場駅の店舗は、流動客層に合わせて開口スペースを広く取り、開放感を持たせる。また、娯楽・観光スポットがある東京テレポート駅は、店舗横に休憩スポットのオープンテラスを併設する予定。
同社企画担当課長の田中和久さんは、「各店舗では、子どもたちや鉄道ファンに向けて、りんかい線のキャラクター『リンカル』のぬいぐるみ、携帯ストラップ、ハンドタオルなどを販売し、りんかい線のイメージアップを図る」と意欲をみせる。