田町「招福たい焼き えびす」-女性向けの四角いたい焼きに連日行列

JR田町駅の芝浦口前に7月13日、たい焼き専門店「招福たい焼き えびす」(港区芝浦3 TEL03-3455-7578)の外観。

JR田町駅の芝浦口前に7月13日、たい焼き専門店「招福たい焼き えびす」(港区芝浦3 TEL03-3455-7578)の外観。

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 JR田町駅芝浦口前に7月13日、「招福たい焼き えびす」(港区芝浦3、TEL 03-3455-7578)がオープンした。

「招福たい焼き えびす」の「大黒セット」(650円)。

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 オーナーを務める村上聖さんは、4月オープンのたい焼き店「浅草金太郎」(文京区)に続き2店舗目の出店。「浅草金太郎」との違いについて、村上さんは「一番の違いは直火焼き。電気と違って焼きムラがあり、薄皮のパリっとした食感がおいしい」と話す。店舗面積は2坪で店頭販売のみ。

 同店の特徴は長方形のたい焼き。女性が食べやすい形を追求したところ、たい焼き周囲の生地を切り離さない形になった。「周囲の生地のサクサク感も楽しんでいただければ」と村上さん。

 メニューは、「小倉」(100円)、「カスタード」「黒竹」「桜」(各120円)のほか、5個入りで巾着袋付きの「大黒セット」(650円)、10個入り「戎セット」(1,200円)などを用意。北海道十勝産の小豆100%を使用し、「余計なものは一切入れていないので、甘さ控えめで雑味がない」(村上さん)。8月から夏みかんの果汁と白あんを合わせた季節限定商品「甘夏」(120円)の販売も予定している。

 「田町駅の芝浦口側に甘味処がない」「意外に昼間人口が多い」ことから田町での開業を決めたという。オープン後、行列ができることもあり、「秋から冬にかけて売れると思っていたが、夏場にこの反響には驚いた」と村上さん。今後については、「食材は安心で安全なものを提供したい。そして良いモノを100円という価格で気軽に食べていただければ。来年の春までにもう1店舗出店したい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~20時。

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