目黒駅前商店街振興組合青年部（品川区上大崎2）は9月9日、第12回「目黒のさんま祭り」を開催する。場所は、JR目黒駅東口前にある誕生八幡神社（品川区上大崎2）界隈から目黒通りにかけての周辺一帯。

　同イベントで準備されるのは、岩手県宮古漁港直送の新鮮なさんま5,000匹。その場で炭火焼きにされ、来場者に無料で振る舞われる。さらに、徳島県神山町産の豊潤すだちを10,000個と、栃木県黒磯市高林直送の大根を使った大根おろしも用意される。

　同地区で「目黒のさんま祭り」が開かれたのは1996年から。「さんまは目黒にかぎる！」のオチでおなじみの古典落語「目黒のさんま」の舞台として、「目黒」と「さんま」をPR。例年、15,000人以上の来場客でにぎわうという。

　さんま祭りの本陣となる誕生八幡神社では、入場無料の落語会「目黒のさんま寄席」を開催。出演は、名人・三遊亭吉窓師匠率いるレギュラー落語家陣と、誕生八幡神社を本拠地とする東西漫才研鑽会。開演時間は10時で、舞台は4部構成（各部定員120人）となる。

　「目黒のさんま寄席」は大入りが予想されるため、開始30分前から入場整理券を配布予定。また、同落語会は当日、「目黒のさんま放送局」（FMラジオ）で実況中継も行われる。周波数は88～89メガヘルツ。生中継の時間帯以外は録音音声を放送。

目黒のさんま祭り公式サイト「目黒のさんま祭り」応援サイト