高輪台に36種のカレー扱うインド料理店-麻布店に次ぎ2店舗目

インドの小物が配置された明るい店内。「女性も気軽に立ち寄っていただければ」(井野さん)

インドの小物が配置された明るい店内。「女性も気軽に立ち寄っていただければ」(井野さん)

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 高輪台駅近くにインド料理店「麻布ハティ 高輪店」(港区高輪3、TEL 03-3447-9559)がオープンして約3カ月が過ぎた。

「麻布ハティ 高輪店」の外観

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 同店は、オーナーの井野隆さんが麻布店に続く2店舗目として出店。「本場のシェフと一緒に、本物のインド料理をやりたいと思っていた」という井野さんがスカウトしたシェフは全員インド人。「タンドール」と呼ばれる窯で焼き上げる北インド料理をメーンに提供する。店舗面積は15坪で、席数はテーブル=18席、カウンター=5席。

 ランチは、カレー1種と、ナンまたはイエローライス、ミニサラダが付く「ランチカレーセット」(900円)と、カレー2種とナン、イエローライス、タンドーリチキン、シークカバブ(羊肉のソーセージ)、ミニサラダ、ドリンクが付く「ランチスペシャルセット」(1,800円)の2種類用意する。ディナーメニューは、4種類のスープをベースにした36種類のカレー(1,000円~)をそろえるほか、「フィッシュティカ」(1ピース350円)、「スウィートラッシー」(400円)など。客単価は、ランチ=900円、ディナー=2,000円。

 井野さんの「おすすめ」は6種の「ナン」。高級粉「スーパーカメリア」で作った生地を3日かけて発酵させる。さらにインドの「ギー」(水牛の乳から作った精製バター)を使用することで、香りのよいナンが焼き上がるという。オニオン、ピーマン、ナスなどを使用した9種の揚げ物「パコラ」(300円~)や、ホウレンソウとバーベキューチキンのカレー「チキンサグワラ」(1,300円)、全粒粉で焼き上げたパイ生地のパン「パランター」(500円)なども。ドリンクは「珍しい」というインドワイン4種をはじめ、多くのアルコール類を用意する。

 井野さんは「油と塩分を極力減らし、上質な材料を使うことでヘルシーでおいしいカレー作りにこだわっている。スパイスはいわばインドの漢方薬。体に良く栄養価も高いのでぜひ本場のカレーを味わってほしい」と話す。

 営業時間は11時~23時(ランチ=11時~16時)。

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