「目黒のさんま祭り」に2万人超-人出は昨年の2倍、サンマ1千匹追加

12時前後に混雑のピークをむかえた「目黒のさんま祭り」の様子。目黒通りの歩道は人で溢れかえり、多くの人が秋の味覚を楽しんだ。

12時前後に混雑のピークをむかえた「目黒のさんま祭り」の様子。目黒通りの歩道は人で溢れかえり、多くの人が秋の味覚を楽しんだ。

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 品川区企画部広報広聴課は、9月6日に開催された「目黒のさんま祭り」(品川区上大崎2)の総来場者数を、「例年の倍以上となる2万人超が訪れた」と発表した。昨日の予測来場者数は1万6,000人だった。

JR山手線沿いから目黒駅近くまで続いた行列の様子

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 最終的に提供したサンマは7千匹。当初、岩手県宮古港直送の新鮮なサンマ6千匹を用意していたが、「無料配布のサンマを求める長蛇の列に対応するため、11時に急きょ1千匹を追加することを決めた」(実行委員長の中崎政和さん)という。目黒通り一帯を包んだ炭焼きサンマの煙は17時すぎまで立ちこめた。

 今年で14回目となる同イベント。無料配布のサンマだけでなく、無料の落語会「目黒のさんま寄席」や学生によるジャグリングショーなどのほか、近隣店舗による露店などが軒を連ね、訪れた人々を楽しませた。中崎さんは「長い時間待っていただいて本当にありがたい。来年は、もっとスムーズにサンマを食べられるような妙案を考えて反映させていきたい。これに懲りずに来年も多くの方に来ていただければ」と話す。

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