サンリオ(品川区大崎1)は9月12日、同社の人気キャラクター「ハローキティ」がピンクリボンフェスティバルのアンバサダーに起用されたと発表した。
ハローキティが同フェスティバルのアンバサダーを務めるのは今年で4年目。トレードマークのリボンを「ピンクリボン」に代え、ボディをピンク色にデザイン、明るく前向きなイメージでピンクリボンを訴求する。
ピンクリボンは、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるシンボルマーク。1980年代にアメリカで活動が始まり、日本では2003年、日本対がん協会(千代田区)や朝日新聞社(中央区)などが主催する「ピンクリボンフェスティバル」のスタートと同時に定着。乳がんの早期発見の重要性を伝えるキャンペーンで毎年10月を強化月間と定め、東京、神戸、仙台の3カ所でイベントなどが開催される。
サンリオは同フェスティバルに合わせ、2007年バージョンのピンクリボンキティグッズ全5種類を発売。売り上げの一部を日本対がん協会の「ほほえみ基金」に寄付する。商品は、全国のサンリオ直営店、百貨店のサンリオショップ・コーナー、サンリオ・オンライン・ショップで販売。
特設ページでは、乳がんの早期発見につながる「ブレストケア」を紹介するほか、壁紙のダウンロードもできる。