大井町でワインのポイントラリー、国産ヌーボー解禁に合わせて

玉寿司の小林敦さん。手には勝沼ヌーボーの赤と白を持って。

玉寿司の小林敦さん。手には勝沼ヌーボーの赤と白を持って。

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 NPO法人「まちづくり大井」(品川区東大井5、TEL 03-3471-9740)は11月3日の国産ヌーボー解禁日に合わせて、大井町の飲食店によるポイントラリー「大井de国産ヌーボー」を開催する。

ワインにも合うという「玉寿司」の看板メニュー「蒸しずし」

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 国産ヌーボーは、日本食に合うように作られているものが多く、今月19日に解禁となるボジョレ・ヌーボーより「一足先に楽しめる」新酒ワイン。同イベントでは、山梨県勝沼醸造の白ワイン「アルガーノ 甲州 2009」と赤ワイン「アルガーノ ベリーA 2009」を用意する。

 対象店舗で新酒ワインをオーダーし、店内に設置したタッチ端末にPASMO、Suica、おサイフケータイをかざすとポイントがたまる仕組み。ボトル1本につき10ポイントを付与し、50ポイントでボトルワインを進呈、100ポイントで勝沼ワイナリー見学ツアーをプレゼント(先着10人)する。

 参加店舗は「ステーキハウス B&M」(双葉1)、そば店「大井更科」(大井1)、「玉寿司」(大井1)、ダイニング「燻製キッチン」(大井3)、「中国ダイニングバー西安餃子 アトレ大井町店」(大井1)など18店。

 同イベントに参加する「玉寿司」は1930(昭和5)年創業。酢飯にアナゴのタレをのせ、焼きアナゴのきざみ、シイタケ、エビ、クリなどの具材を敷き詰め、セイロで蒸した看板メニュー「蒸しずし」(1,700円)にもワインが合うという。

 3代目店主の小林敦さんは、「すしには白ワインがおすすめ。当店でも普段からボトルワインを置いている。すし屋でワインが飲めることはあまり知られていないと思うので、今回のイベントが若い方や女性のお客さまがご利用いただくきっかけとなれば」と期待を寄せる。

 「まちづくり大井」の増子忠広さんは「ボジョレ・ヌーボーが盛り上がる時期に合わせて企画した。飲食店同士がつながるイベントはこれまでなかったので、前例をつくり、街の活性化につながれば。今後も焼酎など、さまざまな商品で展開してきたい」と話す。

 今月30日まで。

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