白金台にイタリア・スペインの輸入食材店-近くにレストランも

食品が壁一面に並ぶ「クイネタス」の店内。カウンターに石や木などを使うなど、あたたかみのある自然の素材を取り入れている。人気商品は、試食可能な4種の「ビスコッティ」(100グラム=630円)。

食品が壁一面に並ぶ「クイネタス」の店内。カウンターに石や木などを使うなど、あたたかみのある自然の素材を取り入れている。人気商品は、試食可能な4種の「ビスコッティ」(100グラム=630円)。

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 スペインやイタリアなどの輸入食材を扱うセレクトショップ「CUiNETES Seleccio(クイネタス・セレクシオ)」(港区白金台4 TEL、03-5447-6099)が白金台交差点近くにオープンして約1カ月が過ぎた。オープン日は4月9日。経営はマレ ノストルム(港区)。

レストラン「クイネタス・デグスタシオ」で提供しているメニュー

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 店舗面積は11坪。店内にはスパゲティ、オリーブオイル、ペースト、ジャム、ジュース、チョコレート、野菜などの食品が並び、ワインはスペイン産30種類、イタリア産14種類をそろえる。同店の「おすすめ」は、「ボトルの美しさなどで女性に好評」だというワイン「セシリア(赤)」(2,625円)。

 取扱商品は、スペイン産イベリコ生ハムの「べジョータ」(250グラム=9,450円)、有機栽培の餌を食べて育ったヒツジのチーズ「マンチェゴチーズ(はちみつとハーブ)」(100グラム=1,260円)など、「日本では珍しい」商品も。このほか、ゴルフボールに似せた「ゴルフ」(1個=945円)、バレンシアの火祭りをイメージし、口の中でパチパチ弾ける素材を取り入れた「マスクレータ」(4個=1,575円)など、数々の賞を受賞しているスペインのパティシエ「オリオール・バラゲ」のチョコレートも販売する。

 同店を経営する篠田和美さんは、スペイン人の夫、ダビッド・マルティンさんとともに輸入業を始めて今年で11年目。百貨店などに商品を卸す傍ら、店舗を開いた。店名の「クイネタス」は、スペイン語で「心をこめて作る料理、おもてなし」の意味。篠田さんは「名前の通り、少量生産で丁寧に作られた品を扱っている。生産者たち自慢の一品を、白金の人々にもっと身近な形で紹介したいと思った」と話す。

 もともと、篠田さんが白金で店を出したのは5年前。同店近くで、当時は「オリオールバラゲ」のチョコレート専門店として営業していたが、現在はレストラン「CUiNETES Degstacio(クイネタス・デグスタシオ)」(白金台4、TEL 03-3449-9509)としてリニューアルした。

 レストランでは、ショップで扱う商品も使い、スペイン、イタリア産のワインとともに、「スパニッシュオムレツ」(1,050円)、「ボンバ イベリコハム入りコロッケ」(1,050円)などの家庭料理を提供する。営業時間は18時からのディナータイムのみ(木曜~土曜限定)。3人以上の予約がある場合は、他の曜日でも対応するという。

 ショップの営業時間は11時~20時(日曜・祝日は19時まで)。月曜定休。

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