松下電工(大阪府門真市)は5月7日、「Nのエコアイディア」キャンペーンの一環として、品川駅(港区高輪3)改札内に「エコアイディアステーション」を開設した。
同キャンペーンは、省エネ化が進んだ製品群によるCO2排出量削減と電気代節約、それらによる環境配慮を訴えかけるものとして5月4日からスタートした。同時に始まった「1台の家電で、1本 の植樹を!~みんなでグリーンサンタの森をつくろう~」キャンペーンでは、エアコン「Xシリーズ」や冷蔵庫「NR-F531T」などのキャンペーン対象商品が1台販売されるごとに、1本の植樹を実施する。これまでは国内限定の活動だったが、今後は東南アジアの熱帯雨林地区にまで広げるという。
地球温暖化が世界的レベルでの問題とされる中、家庭から出る CO2排出量は年々増加している。そこで、同社は近年、省エネ技術の開発を一層強化。2006年の同社製品における CO2排出量は、京都議定書の基準年(1990年)と比較すると、約2分の1まで減少しているという。
展示されているのは、冷蔵庫「コンパクトBiG」、洗濯乾燥機 「ヒートポンプななめドラム」、電球型蛍光灯「パルックボールプレミア」、「お掃除&気流ロボットエアコ ン」の4商品。中でも「ヒートポンプななめドラム」は、電気代と水道代のカットによりCO2排出量をトータル74%(従来製品比)、電気代約41.900円(従来製品比)を削減。
スクリーンでキャンペーンメッセンジャーによるビデオメッセージを流すほか、イベントブースには新製品のスケルトンモデルを展示。CO2と電気代を減らすエコアイディアを解説する。展示初日にはキャンペーンメッセンジャーの1人、タレントの柴田倫世さんも登場した。ブース開設は5月13日まで。