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戸越銀座の一軒家にカフェ「ペドラブランカ」-ギャラリー展開も視野に

「ペドラブランカ」の店舗内観。ソファー席の間隔を広く空けることで、ゆったりとした空間を演出している。

「ペドラブランカ」の店舗内観。ソファー席の間隔を広く空けることで、ゆったりとした空間を演出している。

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 戸越銀座にカフェ「PEDRA BRANCA(ペドラブランカ)」(品川区戸越2、TEL 03-6426-6912)がオープンして約2カ月を迎える。オープンは9月1日。

一軒家の1階をリノベーションしたカフェ「ペドラブランカ」

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 店舗面積は20坪、席数は20席。コンセプトは「おうちカフェ」。一軒家の1階をリノベーションした店内は、アンティーク家具を生かして落ち着いた雰囲気に仕上げた。店内にはソファを多く配置し、ゆったりとくつろげる空間を提供する。「内装は、友人の大工に頼んで3カ月かかった。店内の中心に置いている大きな棚は、同じ戸越銀座の『古道具屋・ぐるり屋』に共感していただき、特別に提供してもらった」とオーナーの白石陽子さん。

 ランチメニューは、「今週の和食ランチ」「今週の洋食ランチ」(以上900円)、「オリジナルスパイスのココナッツチキンカレー」(800円)、「トーストのワンコインランチ」(500円)の4種。「おすすめ」のスイーツ「とろける焼きりんご」(600円)などのほか、ディナーは前菜やおつまみ、ごはん類の約15種類を用意する。

 ドリンクメニューは約22種類。白石さんのこだわりは、「後味がスッキリして飲みやすい」という戸越のコーヒー豆専門店『壱番館』の自家焙煎(ばいせん)コーヒーで、「ホットコーヒー(スペシャルブレンド)」と「アイスコーヒー(ストロングブレンド)」(以上400円)。このほか、「カフェラテ」(500円)、「オリジナルスパイスのチャイ」(550円)、「漬け込みオレンジウイスキー」(650円)なども。

 白石さんはブラジル生まれの元グラフィックデザイナー。店名の「ペドラブランカ」は、ポルトガル語で「白い石」を意味する。「人と人が交流できる場所、そして何より自分が表現できる場所が欲しくてカフェ経営を始めたはじめた」と振り返る。

 今後の展望については「店舗奥のスペースを使ったアートギャラリーや棚貸しでのアーティストの雑貨販売を検討中。地域密着をモットーに、戸越を盛り上げるようなアーティスティックな展開をしていきたい。主婦たちの座談会や町内会の会合など、普段使いにも利用していただければ」と話す。

 営業時間は12時~23時。木曜定休。

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