ジャルパック(港区台場2)は、「作家・浅田次郎の小説『中原の虹』の舞台を訪ねてツアー」の発売を開始した。
同ツアーは、昨年行われた「『中原の虹』の舞台を訪ねる北京ツアー」に続く第2弾。作者の浅田さんと一緒に中国歴史小説「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」その続編の「中原の虹」の舞台を巡る。
主なスポットは「北京」「瀋陽」「大連」の3都市。北京と瀋陽にある故宮観光の際に浅田次郎さんが同行する。そのほか、北京では「天安門広場」から「天安門」と「午門」を抜けて「故宮」を観光。瀋陽では、世界遺産にも登録された清朝初期の皇宮「瀋陽故宮」、張作霖と張学良の官邸跡「張氏帥府」を巡る。今回より、北京に滞在しながら小説の舞台に出てくるスポットを日本語ガイドと回るコースも新設し、全部で2コースを提供。全コース、中華料理「全聚徳」で浅田さんを囲んでの夕食交流会を予定している。
ジャルパック広報担当者は「趣味嗜好の多様化もあり、映画やドラマのロケ地を巡る旅など、目的意識や付加価値の高い商品の人気が高まりつつある。そこで、浅田次郎さんの中国歴史小説『中原の虹』がちょうど10年ぶりに発売されるということで、ツアーの商品化を決定した。浅田さんを囲んでの夕食交流会では、貴重な機会として一緒に談笑を楽しんでほしい」と話す。
浅田さんが同行するコースは、2008年3月18日出発で北京・瀋陽4日間と北京・瀋陽・大連5日間(35人限定)で、価格は258,000円~293,000円。夕食交流会のみのコースは、2008年3月16日出発北京3日間または、17日出発北京4日間で、価格は138,000円~188,000円。(価格は出発する空港によって異なる)
「作家・浅田次郎の小説『中原(ちゅうげん)の虹』の舞台を訪ねて」ツアージャルパック